すべての説明の前に、大前提として次亜塩素酸水の生成方法には大きく2種類あり、塩と水などを電気分解して生成する「電解型」タイプと、次亜塩素酸ナトリウムと希塩酸などの薬液を混合する「混和型」タイプがあることをご理解ください。
CELA水は混和型タイプの次亜塩素酸水です。
CELA水は厚生労働省の認可する食品添加物ですか?
CELA水は厚生労働省の認可する食品添加物としての次亜塩素酸水ではありません。
厚生労働省の認可する食品添加物としての次亜塩素酸水は、一定の設備基準を満たした設備で生成する「電解水」のことを言います。
なお、食品添加物として認可される次亜塩素酸水は「生成しながら使うこと」が条件となるため、厚生労働省に食品添加物として認可された次亜塩素酸水が商品として流通することはありません。(2020年4月現在)
CELA水は厚生労働省が定義する次亜塩素酸水ではないのですか?
厚生労働省が定義する次亜塩素酸水は「電解水」のことを言います。
したがいまして、CELA水を含む混和型タイプの次亜塩素酸水は厚生労働省の定義する次亜塩素酸水には該当しません。
なお、厚生労働省の認可する次亜塩素酸水(電解水)は微酸性・弱酸性・強酸性の新しく作られた定義に区分されますが、CELA水はこれまでの飲料水(水道水)の定義であるpH7.0を中性とした領域の基準で説明しますので、pH6.5のCELA水は弱酸性次亜塩素酸水と表記しております。
CELA水は食品添加物ではないので危険ですか?
CELA水は非常に安全です
「食品添加物=安全」というわけではなく、たとえば厚生労働省から食品添加物として認められている次亜塩素酸ナトリウム、いわゆるハイターなどはそのまま使っても安全かということになりますので、要は使い方次第といえます。
CELA水は安全を最優先に塩素濃度やpHを設定しており、安全性に対する各種試験データもありますので安心してお使い頂けます。
CELA水の安全性についてはこちら
CELA水は厚生労働省に次亜塩素酸水とも食品添加物とも認められていないので危険ですか?
上記の通り、CELA水は一般論での説明ではなく実際に「CELA水を使った各種安全性の試験」を専門の検査機関にて行い、安全であることが確認できています。
仮に厚生労働省から食品添加物として認められている電解水という説明のある商品だとしても、実際にその商品(除菌水)を使った検査データが無ければ「その商品が安全である証明」にはなりませんのでご注意ください。
混和型タイプの次亜塩素酸水は安全ですか?
CELA水は各種の安全性について試験を行っており安全性の確認ができていますが、他社商品につきましてはそれぞれの製造元にお問い合わせください。
CELA水は金属を腐食させますか?
水と同等程度の腐食性がありますので、金属が常にCELA水で濡れているような状況下では錆びなどの腐食が起こります。
CELA水を超音波加湿器で噴霧すると金属が腐食しますか?(錆びますか?)
塩素成分が入っているため腐食の可能性があるという話もありますが、当社においてパソコンや複合機など様々な機器類あるいは工具類の置いてある室内で数年間相当量を噴霧していますが、金属腐食は発生していません。
また、長期ご利用頂いているお客様からも金属の腐食の話はありません。
さらに言えば、CELA生成装置を製造している工場内においても噴霧しています。金属や機器類に影響が出るのであれば工場内では噴霧しません。
ただし、狭い室内などで多量に噴霧した場合、CELA水(水道水)に含まれるカルシウムや塩素成分がガラス等に付着してうっすらと白くなる場合があります。
機器類に影響を及ぼすものではありませんが、見た目の問題もありますので拭き掃除などでご対応ください。
CELA水は長期保存で腐りますか?
メーカー確認において長期保存試験を行いました。
<生成時>
塩素濃度:50ppm
pH値:6.5(±0.05)
条件:生成したCELA水を直射日光の当たらない倉庫で7年間保存。
<結果>(7年後)
塩素濃度:25ppm
pH値:7.2
塩素濃度は半減、pHはアルカリ寄りに上昇。
<結論>
塩素濃度は除菌に有効なレベルで残存。
pHがアルカリ寄りになったということで、全く腐っていないことを確認。
(腐ると酸性になるため)