HOME | インフォメーション | 6/26nite発表「次亜塩素酸水の有効性について」

2020年6月26日のnite発表
「次亜塩素酸水の有効性について」の
見解と解説をします。

まず最初に悪意のあるコメントとして一言いわせてください。
 
今回の次亜塩素酸水が有効である発表について、メディアが全くと言っていいほど情報を発信しません。
それは前回の中間報告で「効果が無い」「危険」を散々報道した結果、全くの間違いであったからです。
しかも前回の中間報告の資料をしっかり読めば「効果があることがはっきり記載されていますし、NITEもホームページで”「有効性がない」かのような内容を弊機構が公表していると誤解しうる報道も一部にありますが、そうした事実はありません。”と記載しているにもかかわらず、訂正報道をしたり、今回の有効性確認の報道をしないということは、メディアが正しくメディアの役割をしていないということになります。
きっとこのまま静かに黙ってやり過ごすことでしょう。
 

我々国民は正しい情報をどこから得ればよいのか。

それは利権などに影響されないインターネットを中心とした各メーカーや検証者などの情報を多く集め、その中から適切な情報を選択していく必要があります。
しかし、pHやppmなどの基礎知識を持ち合わせていない一般市民には「どの情報が正しいのか」選択するのは難しい話になります。
このページの情報が多くの方々の「情報を選択する知識」の一つになれば幸いです。
 

CELA水は新型コロナウイルス用に新たに作っている次亜塩素酸水ではありません。液性(pH)や塩素濃度(ppm)が、国の推奨する新型コロナウイルス対策としての使用に当てはまる部分、当てはまらない部分がありますが、ご自身の判断でお使いください。

大切なこと

大前提として「うがい」「手洗い」「換気」をして密を避けることは必要です。
そのうえでCELA水などで除菌をして、日々の衛生環境の管理をされますようにお願いします。
 
また、次亜塩素酸水を使用する場合は、手指や対象物が油脂や埃、泥などで汚れていないことが必要です。
対象物が汚れていると、菌やウイルスに影響する前に、汚れに反応して有効成分が分解してしまいます。
「仕上げに次亜塩素酸水」という手順が最も有効です。
 

※アルコールを含め他の除菌製品を使用する場合も同様です。

 

新型コロナウイス対策としてどうしたいのか?

結論は「感染リスクを減らしたい」ということだと思います。
 
そのために、どちらを選択するかです。
人体への安全性は約束できないが、20秒で99.99%以上の有効性が認められた高濃度の次亜塩素酸水を人がいない場所で使用する。
20秒で99.9%以上の有効性が確認されていて、人体への安全性が確認されている次亜塩素酸水を安心して使う。
※60秒で99.99%以上の感染価減少(有効性)を確認済
 
どちらがご自身の用途に合うか、このページで情報収集してご検討ください。

新型コロナウイルスに対して有効な塩素濃度が人体にとって安全と言えるか。

NITEおよび国も、人体に対しての安全性ではなく新型コロナウイルスに対しての有効性のみの試験と発表しています。

何を最優先に考えるかは個々の判断となります。
 
CELA水は人体への安全性を最優先に考えていますので、50ppmを超える塩素濃度は少なからず人体にとって影響があるので危険と考えています。

 世の中の間違った認識

非常に危険なのでご注意ください。

<間違い1>新型コロナウイルスに有効=世の中の全ての菌やウイルスに有効
<間違い2>NITEおよび国の発表した濃度が安全
 

間違い1について

あくまでも新型コロナウイルスに対してのみの有効性試験です。

各社それぞれ様々な菌やウイルスに対しての有効性を試験しています。
CELA水に関して言えば、インフルエンザウイルスやノロウイルスなど、様々な菌やウイルスに対しての有効性が専門機関の試験により確認されています。
 

間違い2について

NITE(国)の発表した数値は「人体にとって安全ではありません」

先に記載したものと重複しました、今回NITEおよび国の発表した新型コロナウイスるに有効であるとした有効塩素濃度(ppm)は、人体にとって安全な数値ではありません。
あくまでも「新型コロナウイルスに有効であるかどうか」のみで判断していますので、NITEおよび国も人体に使用しないように注意喚起しています。

新型コロナウイルスに有効な使用方法は?

最も重要なのはウイルスと次亜塩素酸水の接触時間です。

塩素濃度にばかり気を取られている傾向がありますが、流水35ppm、モノへの使用には80ppm以上で20秒以上と発表されました。
この差は何でしょうか?
 
流水の方が新鮮な次亜塩素酸水との接触時間が長いので塩素濃度が低くても効果が認められるということです。
 

80ppmなければ効かないの!?

→50ppmでも十分に効きます。

塩素濃度が80ppm未満の次亜塩素酸水を使用する場合は、単純に量を増やしてウイルスとの接触時間を増やせば良いということです。

 
NITEの中間報告の時点でも既に49ppmの次亜塩素酸水で、たったの20秒で99.9%以上、1分で99.99%以上の除菌効果が確認されています。
(国立感染症研究所の検証試験において)
また、有効性が少なかった次亜塩素酸水も量を増やしてウイルスと接触させることで有効性が確認されています。
 
CELA水は50ppmなので、流水で推奨される35ppm以上ですが、80ppm未満です。
ご使用になる場合は国が推奨する”ヒタヒタ”にした状態で30秒~1分置いて拭き上げると良いかと思いますが、CELA水を使用して新型コロナウイルスに対しての有効性試験を行っている訳ではありませんので、ご自身のご判断でご使用ください。
 

感染予防の大前提として、うがい、手洗い、換気、密の回避、対象物の清掃は忘れずに。

人体に安全に使用できる次亜塩素酸水はあるの?

CELA(セラ)水は人体への安全性を専門機関の試験により確認しています

各製造メーカーの安全性試験の結果を重要視してください。

実際に生成したCELA水(50ppm pH6.5±0.05)を用いて各種安全性試験を行い、人体に害が無いことを確認しています。
 
詳細はこちら
 
 

安全性の根拠

安全性は塩素濃度(ppm)だけではありません。
次亜塩素酸水の安全性を考えるには、次の2つが非常に重要です。
・塩素濃度(ppm)
・液性(pH)
 
極端な話、その次亜塩素酸水は飲んでも大丈夫なの?
ということになります。
 
CELA水に関して言えば、飲んでも人体に支障はありません。
もちろん一度に数リットルを一気飲みすれば体調に何らかの異変が出るかもしれませんが、そのようなことは一般的に考えられませんので、あくまでも一般的な範疇としてお考えください。
 

弱酸性次亜塩素酸水CELAは

50ppm 人体に安全
pH6.5 ±0.05 人体に安全
全身吸引暴露試験で無害を確認済み 人体に安全
 

例えば超音波式加湿器での噴霧についての安全性確認として 

CELA水は「前身吸引暴露による急性毒性試験」という噴霧したものを吸った場合の毒性について検査機関で試験し、人体に無害であることが確認できている安全な次亜塩素酸水です。
 
これ以外にも、第三者の専門機関による
・眼刺激性試験
・急性経口毒性試験
・皮膚一時刺激性試験
これらの試験により、人体への安全性が確認されています。
 
詳細はこちら

超音波加湿器での空中噴霧について

厚生労働省からの注意として
「次亜塩素酸を含む消毒薬の噴霧については、吸引すると有害であり、効果が不確実であることから行わないこと。」
と発表されています。
 
ただし、これは次亜塩素酸ナトリウムのことであり、次亜塩素酸水のことではありません。
 
しかし国は次亜塩素酸水の空中噴霧は推奨していません。
「使用は各々の判断に任せます」と説明しています。
 
各々が判断するにあたり、判断材料は何か?
それは各社の安全性試験です。
 
ただし、

「次亜塩素酸水」の空間噴霧の有効性について

「消毒液の噴霧によるウイルス除去効果について、国際的に確立された評価方法は見当たらない」

「次亜塩素酸水」の有人空間での噴霧の安全性について

「消毒液の噴霧による人体への安全性について、国際的に確立された評価方法は見当たらない」
 
という説明があります。
 

これを単純に「有効性が無い」「安全性が無い」と捉えないことが重要です。

評価方法が見当たらないだけであり、有効性や安全性については何も言及していません。
 
NITEも今回の新型コロナウイルスへの有効性に関する報告内でこのように説明しています。
「なお、今回報告した検証試験の実施条件において「有効」と判断されていないことをもって、直ちに新型コロナウイルスに対する不活化効果がないという意味にはならないことに留意が必要である」
 
このことを踏まえ、超音波加湿器による空中噴霧をどのように考えるか。
 
1.専門機関による安全性試験を行っていない次亜塩素酸水は論外
2.安全性試験の内容に注目する
 
とくにここで強く言いたいのは、2.の「安全性試験の内容に注目する」ということです。
安全性試験も統一された規格や試験方法が無いので、各社の安全性試験は様々です。
 
これを都合よく逆手に取った安全性試験内容もあるので注意が必要です。
 
たとえば・・・
その次亜塩素酸水が人体に害の及ばない範囲の内容の試験しか行っていない
などは最も怖い事です。
 
以下は怖い例としてではなく、試験内容の一つの例としてご確認ください。
200ppmや400ppmといった超高濃度の次亜塩素酸水の安全性試験としてこのような例もあります。
(詳細は省き概要のみ)

ラットのいる箱の中に1分噴霧して14分停止。
これを12時間繰り返して4週間行った後、解剖して確認。

 
これが一般的な使用方法に適したものか、室内で普通に超音波加湿器で使用することを前提とした場合に確かな安全性を証明するものとなるかどうかは分かりませんが、CELA水の試験内容は次のようになります。
 
吸入暴露による急性毒性では一般的な、1回、4時間の吸入暴露。

ラットのいる箱の中に、ヒト推定使用条件の約14倍の濃度を4時間噴霧。
2週間の経過観察の後、解剖して確認。

 
どちらも毒性変化が無いという結論ですが、試験内容は大きく違います。
 
まだ統一された安全性試験内容が無いためこのような差がありますが、各社は自社の次亜塩素酸水が安全であることを様々な工夫で証明しようとしています。
試験内容を確認してご自身の用途に合った次亜塩素酸水を選ぶことは非常に重要です。
 
ちなみに、眼刺激性試験においてもこのような例があります。
結論はどちらも「無刺激物」の範疇として評価が結論付けられていますが、確認内容に少し差があります。
 

200ppmの次亜塩素酸水をウサギ3匹の片目に0.1ml点眼。

点眼後1時間に全例で眼瞼結膜の発赤が見られたが、24時間に消失した。
また、角膜表面の粗造化が点眼後1時間から全例で見られたが、14日までに消失した。
(Draize法の最高値は2.0)
以上の結果から、「無刺激物」の範疇として評価された。
 

50ppmのCELA水をウサギ3匹の片目に0.1ml点眼。

点眼後、1時間、24時間、48時間、72時間の各観察時間において刺激反応は見られなかった。
(Draize法の最高値は0)
以上の結果から、「無刺激物」の範疇として評価された。
 
同じ「無刺激物」の評価ですが、内容に違いがあります。
 
 
「目に入っても何も変化がありません」と「目に入ると赤くなるけどしばらくすると消えるから大丈夫」とでは大きく違います。
 
このように、結論だけではなく経過も含めた確認は非常に重要であると考えます。
 

CELA水は超音波加湿器による空中噴霧を安全に安心してお使い頂けます。

全身吸入暴露による急性毒性試験だけではなく、眼刺激性試験、急性経口毒性試験、皮膚一次刺激性試験において、経過も含め人体への影響や毒性が認められないことが各種専門機関による検査試験で確認されています。
 
詳細はこちら